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7月9日「小児科医にきいてみよう ~予防接種ほか~」その4

★おわりに…

ラクティナクラブの講座はメインテーマはありますが、それ以外の質問も可能です。
時間内に聞けなくても、子育ての先輩ママのスタッフ(講座をずっと聞いてきているので、それなりの知識もあります)に個別に聞いてもらえますので、是非気軽にお越しください。

次回は1ヶ月あいて9月19日(金)
「断乳・卒乳」
講師:小谷博子氏(東京未来大学准教授・育児工学研究者)
地域交流館・和室 10:30~12:00

小谷さんはラクティナクラブの創設者で現在は顧問です。
母乳育児の始め方は習っても、終わり方は分からないままの方が多いと思います。
止めるタイミングは?仕事復帰しても続ける方法は?
ご自身も続けながら仕事復帰された小谷さんのお話、とても参考になります。

ママだけでなく、テーマに興味があり子育てに係る方ならどなたでも参加できますので、気軽にいらして下さい。
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7月9日「小児科医にきいてみよう ~予防接種ほか~」その3

★Q&A
まずは予防接種に関して。

Q1
子どもが小さいときに海外におり、BCGを受けていないまま帰国したので接種時期を過ぎてしまった。どうすればいいか。
A1
BCGはあまり効果がないので打たない国と、効果が小さくても打つ国に分かれている。
アメリカなどは前者、日本とイギリスは後者。
打たない理由は「打つと後にツベルクリン反応が出るので罹患したのか接種によるものなのか判別しにくい」「結核になったとしてもすぐ診断できる自信がある(医療水準が高い)」
打つ理由は「結核のリスクが高い国だから」
かかると怖いのは1歳前なので、過ぎているならそのまま様子をみてもよいのでは。

Q2
BCGの跡がとても赤くなっているが大丈夫か?(接種後1ヶ月半)
A2
むしろ「しっかり跡が赤くなるように打つ」が基本。その位からが目立つようになるだけなので心配はいらない。

Q3
日本脳炎の接種見合わせの時期が重なってしまい、間がとても空いてしまった。どうすればいいか。
A3
今は接種可能な新しいワクチンが供給されているので、間が空いていても受けてよい。


後半はメインテーマだけでなく、子育てに関する様々なQ&Aも。

Q4
離乳食を始めるにあたりアレルギーが心配。進め方の注意点などはあるか。
(血液検査をして反応が出たものは食べさせないなど)
A4
乳児の血液検査はあまりあてにならない上、血管がとても細く子どもにとても痛い思いをさせる。
食物アレルギーだとしても、軽度であれば今は少しずつ食べながら慣れて免疫をつけていくという方針。
完全除去は親も大変だし、なにより子どもが成長するにあたり必要な栄養素がとれず発育に問題が出る例もある。
心配なことがあれば医師(小児のアレルギーに詳しい)に相談して下さい。
(食物制限は医療行為になります。親が勝手に行わず、必ず医師と相談して下さい!by筆者)

Q5
ハイハイが左右均等ではなく、片足優先のいざりばい(おすわりでお尻を引きずって進む)なので、周りの家族が心配している。
A5
ハイハイは多種多様。正統派だけでなく、たかばい(膝をつかず熊のようなハイハイ)、片足のみ、いざりばいなど。
(股関節の動きを見て)特に身体的に問題がないので全く心配いらない。医師に太鼓判をおされた、と家族にも言っていいですよ。

Q6
9ヶ月だが全く離乳食を口にしない。食べさせてもえずいて出してしまう。
A6
離乳食の進み具合もも個々に違うが、そこまできて全く・・・となると、全体的な発達も診たいところ。
かかりつけの医療機関で相談してみてよいと思う。

7月9日「小児科医にきいてみよう ~予防接種ほか~」その2


★最近のワクチンについて


B型肝炎
唾液でも感染し、感染すると急性肝炎や慢性肝炎のキャリアになる。
十数年すると肝硬変や肝がんになる。
かみつくなどがありえる保育園・幼稚園時代に感染する可能性があるので、できるだけワクチン接種しておきたい病気。
世界的には100以上の国で定期接種。
東南アジアでは1回目を産科(出産後数日)、2回目を他医院で接種。
母親がキャリアの場合、母子(垂直)感染もありえるため、出産後24時間以内に産科で接種する。


水痘
1度かかるとウィルスが神経に住み着き、体力が弱ったり高齢になると帯状疱疹を起こすことがある。
1回接種では5~6年のうちに15%が水痘にかかるので、2回接種がすすめられる。
すでにかかった人は50歳以上になったら内科などで接種相談をするとよい。
高齢者では3~4人に1人が帯状疱疹にかかる。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
髄膜炎になることもあるが、それは入院で治る程度。
怖いのは難治性の聴力障害。
耳下が腫れるのはかかった人の半分くらい。知らない間にかかる人も多い。


ロタウィルス
ロタリックス(1価=1種)、ロタテック(5価)がある。
ロタウィルスは元々、親戚関係なので1価のロタリックスでも流行を防ぐ効果は十分ある。(ロタリックス94%、ロタテック97~8%)
接種回数が少ないのはロタリックスなので、こちらが多く使われる。
ワクチンが使われるようになってから、入院になる重症患者は1/5くらいになった感じ。

子宮頸がん
厚生労働省からは摂取推奨が差し控えられている。
重篤な副反応が出た人数と罹患した人数を考えると医療者としては非常に有効なワクチンだと感じている。
(100人に1人、年間9000人が罹患。2700人が死亡。生活動をする女性の50%が感染する)

風疹
流産や先天性風疹症候群の原因になる。
接種していない20~40代男性を中心に流行しているため、問題になっている。
ワクチン不足は解消しつつあるので、妊娠の可能性のあるご家庭のご両親は是非、受けてください。


※ワクチンには「これは打たなくて良い」というものはない。世界的にみて「打って流行を防いだほうがよい」と考えられる病気なのでワクチンが開発される。
医療者側としては、各家庭の経済的な理由や環境なども考慮しながら是非検討してみて欲しいです。

7月9日「小児科医にきいてみよう ~予防接種ほか~」その1

地域交流館・会議室1
参加者19組(初参加9組)+久山先生=20組


テーマ「予防接種の話」
年3回開催する「小児科医に聞いてみよう」の第2弾。
乳幼児の予防接種は毎年のように変わっており、2~3年前の上の子の経験さえも参考にならない事があります。
講師は小児科医の久山登先生でした。


---以下は講座内容の一部です---


★予防接種の状況

予防接種の種類はどんどん増えてきている。
医療者でもついていくのが大変なため、乳幼児向けの予防接種は扱わない医療機関もあるので注意する。
順番、同時接種の方法、自費接種など、分からない事は受診のタイミング(健診や別の予防接種など)に医療機関で相談するのもよい。

スマホをお持ちの方は小児科医のつくる予防接種管理アプリ「予防接種スケジューラー」もあるので、使ってみるのも良い。
(※筆者(代表)も使っています。各予防接種の内容のほか、既に接種済み・接種予定など入力できます。子ども別に管理できます。)


今年の秋からは水痘(みずぼうそう)の予防接種の公費接種も始まる。
ただし自費で接種済み、既にかかった方などの振るい分けはせず、対象年齢(1~3歳)全員に問診表が送られてくるので、各自で確認して受ける。

それ以外にも、ノロウィルスや東南アジアに多いデング熱の予防接種ができるよう現在、研究されている。

自費と公費で効果に違いがあるわけではない。
医療者としてはどのワクチンも大切と考えるが、国の財源などの兼ね合い。
アメリカはインフルエンザも含めた全てのワクチンが公費。


予防接種は95%以上が受けていると全体的な流行が防げる。
麻疹・風疹は90%程度でも。
百日咳は3種混合を受けていても何回かかかる人がいるが、流行になるほどではない。

同時接種は日本以外、世界的には普及している。
同時接種だから副反応がより強くでるわけではなく、単独と同じ。
接種回数が多いので、平行して混合ワクチンも開発されている。
(4種混合+B型肝炎またはHib、麻疹+おたふく+風疹+水痘など)


回数が多いので、少しくらいの感染症(ちょっと鼻水くらい)であれば接種することが多い。
熱性けいれんの後は3ヶ月後くらいが目安だが、これも絶対ではない。
アメリカでは多少の感染症後であれば「接種を見送るべきではない」という考えのもと接種する。
小児科の多くはそういう方針だが、小児を診る事が少ない医療機関では断られることもある。

Appendix

プロフィール

ラクティナクラブ

Author:ラクティナクラブ
ラクティナクラブは、妊婦さんや子育て中のママと赤ちゃんを対象に母乳で楽しく子育てしていく方法を学ぶところです。
参加費は無料!母乳に限らず、育児に関してのいろいろな講座をしていますので、お気軽にご参加くださいね。

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