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9月21日「小児科医に聞いてみよう」その3

(Q&Aつづき)

Q4:同時接種の組み合わせに決まりは?
A4:特になし。ただ生ワクチンは4週間空き、不活化ワクチンは1週間空きなので、それを考慮して打つことはある。

Q5:妊婦、授乳婦のインフルエンザ予防接種は?乳児は?
A5:授乳婦は問題なし。妊婦は産婦人科としては推奨だが、なかなかやってくれない所も多い。近所では金城クリニック(くやま小児科の隣)ではやってくれる。日本はよくも悪くも慎重。
乳児は6ヶ月~1歳まで=0.1ccだったのが3歳まで=0.25ccに今年度から変更。今までの量では少ないので効かないと言われていたため。アメリカでは1歳で0.2cc。
月齢が小さければ、病気を持ち込みやすい兄姉、パパに打ってもらって守る。

Q6:卵、牛乳などにアレルギーがあり、食べると肌にブツブツが出たりする。血液検査していないが、今後どうしたらいいか。
A6:アレルギーに関してはここ最近、治療が大きく転換。昔は軽度でも検査で特定しアレルゲンに触れさせない方針だったが、最近は検査は大雑把で食べさせる負荷検査。食べながら治す方針になりつつある。
血液検査は1歳前では3割位しか分からず、検査したがるのはアレルギー専門外の医師に多い。

ただしこの方針は軽度の場合のみ。食べて全身や目が赤くなる、呼吸が苦しくなる場合は当てはまらない。このような症状の場合はすぐに受診する。

Q7:子供達(2歳、4歳)よく鼻血が出る。保育園で「一度診てもらっては?」と言われたが、先輩ママには「5分以内に止まれば大丈夫」と言われた。受診の目安は。
A7:出血の受診目安は20分。血液が原因のケースはまれで、ほとんどは鼻の中の粘膜に傷がついた事によるものなので受診するなら、まずは耳鼻科。

Q8:3歳。転んで腕に傷ができグチュグチュしていた。乾かしたほうがいいと思い絆創膏などは貼らずにいたが跡になった。正しい対処法は?
A8:最新の対処法は傷を水できれいに洗い消毒はせず、乾かないようにワセリンを塗ってラップ。1日~数日に1回取り替える方法。

Q9:BCGの針穴の跡が少ないような気がするが平気か
A9:(実際に見て)大体ついているから大丈夫。厳密に調べるには検査になる。

Q10:4歳。少し汗をかくだけで痒くなり寝られない。冷やすと気持ちいいとアイスノンを抱え扇風機の風を全身に浴びながらじゃないと寝られないが、平気なのか不安。
A10:本人が平気なら平気でしょう
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9月21日「小児科医に聞いてみよう」その2

●早期教育について
引き続き久山先生より小児科医の立場からお話を頂きました。

発達の順序を飛び越えた早期教育は、基礎が出来上がるのを妨げ、発達の障害になる。
外国語教育などは、まず母国語での表現力を身につける事が大切。

早期教育に熱心になりすぎたことで、大きくなって不登校になる子はとても多い。
出来ない事は悪いことだと教えられてしまっているため、「出来ない自分」が認められなくなる。
出来ない自分を認め、周りの人から助けてもらう事を経験している子の方が「しぶとく」生きることができている。

外国ではアイデンティティを持った日本人が評価される。(茶道、礼法など)日本人の規律ある振る舞いは高い評価を受けている。日本人としての教養が必要とされる。
「外国人もどき」は評価されない。

※主宰者の小谷から話す予定でしたが、台風によるトラブルで欠席でした。
このテーマについては、2月1日のワーキングマザーの講座内で話をする予定です。

●Q&Aコーナー

Q1:小児科と内科の違いは?いつまで小児科でいいのか。
A1:発達も併せて診るのが小児科。日本では15歳まで。アメリカでは大学卒業までだが、日本(特にこの地域)では小児科が非常に少なく手一杯な状態。

Q2:予防接種(Hib、肺炎球菌)後に発熱した(38.5度前後)
A2:当日~翌日なら副反応。2~3日後なら接種が原因とも言い切れない。
受診の目安は39度以上だが医学的根拠ではない。国の基準で今後の国の方針になるので、報告する必要がある。
腫れは二の腕に打って肘より下まで腫れる場合は受診。
発熱時は通常の病気と同じ対処法でよい。

Q3:Hibや肺炎球菌を単独接種の方針の内科にかかっている。同時接種は良くないのか。
A3:昨年問題になった死亡例(7名)には関連が認められていない。今回の日本の件を受け、症例数が多く歴史もあるアメリカで調査を行ったが問題なしという結論が出ている。
どんな予防接種でも原因不明の死亡例は一定数ある。
小児科医の間では、むしろ打つ回数の増える単独接種(分散型)の方がリスクが高いというのが常識。
今後、不活化ポリオ、ロタ(どちらも3回+追加1回)も出てくるため、単独ではスケジューリング出来なくなってくるだろう。
欧米では5種混合や7種混合もある。

9月21日「小児科医に聞いてみよう」その1

講師:久山登先生(くやま小児科医院)

全体的な内容は、ラクティナクラブ「お役立ち資料」上手な小児科のかかり方 をご覧下さい。(PCのみ)
以下は資料補足と講座内容です。

●小児科とは
病気の診察・対応のアドバイス・育児相談のほか、「発達を診る」という面もあり、実は医師が一番関心を持つ部分。
乳児検診はとても大事。親が大したことないと思うような事でも、医師には大切な情報である事も。
発達に関して気になる場合は、医師から園、学校、教育委員会、他の医療機関と連携をとってくれる。

<各病気の対処法は資料に>

●病気について
風邪(熱、咳)や胃腸炎(嘔吐、下痢)のような症状は病気の原因と戦うための免疫反応や排出反応。薬などで無理に止めない方がよい。(くやま小児科では、止めるための薬は余り出さない)
高熱で怖いのは3歳までならHib、肺炎球菌。昔の「高熱で頭がおかしくなる」と言う噂は、Hibや肺炎球菌による髄膜炎のせいが多く、現在では予防注射で防げる病気が多い。

冬に多いロタ・ウィルスも来年か再来年頃にはワクチンが入ってくる可能性がある。2ヶ月から接種可能の不活化ワクチン。

●頭部外傷
70~80cm以上の高さから硬い所(コンクリートの床など)に転落した場合は要注意。受診して確認してもらう方がよい。

●喘息
台風が来る頃になると悪くなる場合は多い。発作が出たときは(軽くても)翌日には一応、受診する。

●イオン飲料について
発熱、運動時とも医療機関としては特にすすめていない。
OS-1なら構わないが自分で作ることもできる。
湯冷まし1リットル+砂糖40g(大さじ4と1/2)+塩3g(小さじ1/2)
実際に作って飲んでみると分かるが、薄い甘さと塩味で飲みにくい。だが必要なバランスはその程度の味。
市販のものは甘すぎて、最近の肥満の主原因。飲料メーカー自身の調査でも「不適切な使われ方をしている」と報告している。

病気は初めの診断では確定しない事が多い。
風邪症状は色々な感染症で共通。
初期で見通しを立て、気をつけるポイントを知り時期を判断して再受診する。

Appendix

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ラクティナクラブ

Author:ラクティナクラブ
ラクティナクラブは、妊婦さんや子育て中のママと赤ちゃんを対象に母乳で楽しく子育てしていく方法を学ぶところです。
参加費は無料!母乳に限らず、育児に関してのいろいろな講座をしていますので、お気軽にご参加くださいね。

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