Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2010年11月10日講座報告「アレルギー・離乳食・予防接種」

当日は約80組の方がいらしてくださいました。
秋も深まり、体調管理が難しい中
沢山のママ&赤ちゃんがお越しくださいました。
ありがとうございました。

今回はくやま小児科 久山先生がお話くださいました。

配布資料を基に、お話が進められました。

ラクティナクラブホームページ→お役立ち資料集(PCのみ)に
今回のお話の分はまとめられていませんが、
それぞれ詳しく掲載されていますので、参考になさってください。

また、講座終了後には、くやま先生のもとに
相談に伺うママの姿が・・・
今回も長蛇の列となっていました。
疑問をあやふやにしておかないママの真剣な姿に
感動しつつ・・
久山先生、ありがとうございました。



<食物アレルギーについての補足>
■食べて口の周りが少し赤くなる程度なら、
 少しずつ食べさせる方向でよい。
 =減感作療法。
 重篤な症状が出る場合は行わない。
 必ず専門医療機関と相談してすすめる。

<アトピー性皮膚炎についての補足>
■食物による原因より、元々肌バリアの弱い子だという考え方になってきている。
■対応としては、*石鹸を使いすぎない
           *ゴシゴシこすらない
            *徹底した保湿。
 皮膚の再生には約1ヶ月(28日周期)かかる。
 保護者はその前に効果がでることを期待し薬や保湿剤を探してしまう。
 プロペト(ワセリン)でよいので、諦めず 根気よく塗ることが大切。
■保湿剤はテカテカする程度塗る。
 テカテカがとれてきたら何度でも塗る。
 1日3~4回は塗ったほうが良い。
■口の周りやあご下など、赤くなりやすいところは
 授乳や離乳食前に保湿剤を塗るとカバーされるのでよい。
■保湿剤はセラミドもよいと言われているが高価。

<離乳食に関する補足>
■食は文化。国によって考え方もさまざま。「これが正しい!」ではない。
■開始は暦の6ヶ月に厳密にこだわらなくてもよい。
 よだれが出る、指をしゃぶる、人が食事をしているのを見ていて口が動くなど、
 「発達」の月齢で始めてよい。
■指しゃぶりは発達に必要。
 指を入れて「オエッ」となるのは、異物が入らないようにするノドの防御反応。(慣れ)
 この経験を経て固形物が飲み込めるようになる。
■フォローアップミルクは「食品」の扱いなので医療的には特に必要ない。
 管轄も厚生労働省ではない。記載されている数値ほどの量は飲まなくて良い。

<母乳についての補足>
■母乳には母親が食べたものがでる。
■子供に食べさせたい食事=母親の食事になる。

<下痢についての補足>
■今までは、下痢の際にはおかゆや薄めたミルクなどが勧められていたが、
 最近の調査では 特に制限せずに食べたほうが腸の治りが早いことが分かった。
 通常の食事が下痢で出てしまってもかまわない。3~4日すればおさまる。

<予防接種についての補足>
■日本での自費(任意)接種と公費(定期)接種の違いには根拠はない。
■同時接種は世界的に多くの国で行われている。
 日本は現在、マニュアルを作っているが
 医療機関によっては同時接種してくれるところもある。
 (久山先生の所では最大3つまで同時接種可能)
■日本のポリオは現在、生ワクチンのため、ごくまれに感染がおきることがある。
 近いうちに海外のように不活化ワクチンになる予定。
 日本のワクチンメーカーは小さいため、すぐに不活化ワクチンが作れなかった。
■昭和50年~52年生まれの頃のポリオワクチンは付きが悪かったため、
 千葉県では大人の追加接種を推奨している。
 詳しくは市町村予防接種担当課または千葉県の疾病対策課感染症対策室へ。
 (詳細)http://www.pref.chiba.lg.jp/syozoku/c_sippei/9kannsennsyou/yobousesshu/polio.html

+++++Q&Aより++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

Q1:湿疹がひどく、ステロイド→保湿剤→ステロイド→保湿剤→の繰り返しで
   なかなか治らない。このままエンドレスになる?
A1:小児のステロイドは余り強いものは出していないはず。
   肌のゴワゴワ感がなくなるまで(医師の指示に従い)しっかり使う。
   ステロイドを使っている間も保湿剤は必要。
   日に3~4回の保湿剤のうち1回がステロイドになるという考え方。

Q2:(母乳育児中)自分が牛乳や生クリームを食べると、
   子供にしっしんが出来るような気がする。
   皮膚科で相談したら、自分が食べたいのなら母乳をやめるよう言われた。
A2:最近では子供の湿疹は食物より皮膚バリアの問題と言われている。
   母乳をやめるより、子供のスキンケアを徹底した方がよい。しっかり保湿剤を。

Q3:肺炎球菌の予防接種をしたら38.5度の発熱と腕の腫れがあった。
   次回からの予防接種の注意点は?
A3:肺炎球菌の予防接種は副反応が出やすい。
   発熱+腫れなら副反応と考えてよい。
   機嫌が悪くなければ、免疫がついたせいと考えてよい。
   2回目以降はもっと出るかも。
   あまりひどいようなら、量を減らしたり取りやめる場合もある。

Q4:外国人ママより。
   ポリオの予防接種を過去2回受けている。
   1回目は韓国で不活化ワクチンを接種、2回目は日本で生ワクチンを接種。
   また韓国に戻る予定だが、この後どうすればよい?
   (韓国の規定は4回接種)
A4:日本の生ワクチンは合計数に入れず、不活化を4回うけてよい。
   予防接種は日本の規定回数より多く接種しても問題はない。

Q5:ポリオの不活化ワクチンは自費でいいので日本では接種できないのか?
A5:外国人のために不活化ワクチンを輸入してくれる医療機関があり、
   接種することは可能。
   ただし事故が起きたときに保障救済はない。

Q6:卵アレルギーがあり、インフルエンザワクチンを接種してもらえなかった。
   どうすればよいか?
A6:含まれているのが微量なので、多少のアレルギーがあっても
   接種してよい方向になっている。
   ただし対応できる(経験のある)医療機関だけなので、
   相談が必要。

Q7:妊婦のインフルエンザワクチンは?
A7:接種してよい。アメリカでは推奨している。

Q8:1歳前のインフルエンザワクチンは?
Q8:接種てもあまり免疫がつかない事が多い。
   「免疫がつきにくいから接種しない」
   「少しでも免疫がつくなら接種したい」は見解の相違。
   医療機関や保護者の考えによる。
   保育園など集団生活をしている
   兄姉が幼稚園や小学校など集団生活を送る場へ通っている
   持病(心臓病)を悪化させないようにするため・・
   など状況によって変わるのでよく相談を。

Q9:BCGの跡はしっかりついてないといけない?
A9:マニュアルでは「しっかりと針の跡がつく位に押し付ける」とある。
   ただし多少跡が薄くても、打ち直すほどではない。


++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

編集後記

アレルギー・離乳食・予防接種と
育児をしている上で気になること3点セットを
1度の講座でお話したため
皆さんによく理解していただけたのか、
久山先生も非常に気にされていました。
ご意見ご感想があれば、E-mail:lactinaclub★yahoo.co.jp(★を@に変えてください)
へお送りください。
(個別相談は受け付けてはおりません。ご了承ください)

予防接種できるワクチンの種類が多くなり、
また生後2ヶ月より接種できるようになったものもあるので
お子さんの体調を見て、医療機関と相談の上、
接種スケジュールをたてましょう。

パパの海外転勤や子連れ海外旅行、親子留学などで必要な場合もある同時予防接種。。。
そういう理由ではなくても、接種スケジュールの都合上
今は当たり前になりつつも、
対応できる医療機関はまだ少ないようです。
くやま小児科でも対応はしていますが、
非常に混んでいるので予約は取りにくいそうです。
医療機関によく確認してみてください。

【参考】
国立感染症研究所感染症情報センター
◆海外出産&子育てインフォ(財団法人母子衛生研究会)→予防接種
スポンサーサイト

Appendix

プロフィール

ラクティナクラブ

Author:ラクティナクラブ
ラクティナクラブは、妊婦さんや子育て中のママと赤ちゃんを対象に母乳で楽しく子育てしていく方法を学ぶところです。
参加費は無料!母乳に限らず、育児に関してのいろいろな講座をしていますので、お気軽にご参加くださいね。

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

ブログ内検索

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。